レシェルコラム
女子フィギュア 紀平梨花さんから学ぶ強さとストレスマネジメント
つい数日前、日本中にとても嬉しいニュースが舞い降りましたね。
フィギュアスケート グランプリシリーズ
紀平梨花選手の金メダル獲得!!
あなたもご覧になりましたか?
こんにちは!
味で身体を変える五感トレーナー 鈴木麻理子です。
紀平選手は、なんとまだ16才!!
こんな若年で、世界のトップにおどり出たなんて、なんて素晴らしい!!
おめでとうございます!!
そして、私はこの紀平選手のインタビューでの一言に、只々凄い!!と感じた事がありました。
今日は、その辺りを書きたいと思います。
強さと柔軟性が求められる審美系スポーツ
私はクラシックバレエの指導もしています。バレエは、スポーツではありませんが、似ている動きが多い審美系スポーツはやはり興味がありますね。
バレエ、フィギュアスケート、新体操などに求められる共通点は、
1、軸をとる筋力の強さ
2、柔軟性
3、表現力
この3つを、かなり高いレベルで求められるのですが、これが思った以上に大変な事なんです。
私は元々身体が固く、筋力も強いタイプだったので、1、は比較的簡単でしたが、2、を維持するのが難しかったです。
やはり、身体にも、それぞれの個性があるので、苦手部分を強化し、克服する事は並大抵の努力では出来ません。
それに加えて、3、の表現力まで求められる大変さ!!
バレエの世界でも、この3つの要素を高いレベルで維持できるダンサーは、本当に一握りではないのでしょうか?
紀平選手を見て、まず驚いた事は、この16才という若さで、この3つの要素をクリアしていること。
しかも、相当高いレベルでクリア出来ている!!
凄い!!としか最初は出ませんでした。
そして、まだ16才という若さの特権で、きっと身体の疲れなんて感じないのだろうな。
と、私は思っていましたが、あるインタビューを聞いてとても驚きました。
私の考えが覆されたのです。
筋肉のパターンが幾つもある?!
紀平選手のインタビューを聞いて私がとても驚いた事は2つありました。『毎日自分の筋肉の状態が変化していて、何種類もある。
今日の筋肉に状態を見極め、練習内容を決めている 』
という内容ともう一つ。
『これ以上追い込んだら怪我をしてしまう、と感じる前で練習をコントロールしている』
というものでした。
この年齢で、完璧なほどのストレスマネジメント!!
私も今だったら、この意味がよくわかりますし、自分でコントロールできます。
しかし、自分が16才の時にどうだったのか?
只々楽しくて毎日踊っていただけだったと思います。
16才どころか、つい最近まで、自身の筋肉をコントロールすることなど全く考えず、(笑)
いろいろな箇所を怪我してしまいました。
しかも、自分の筋肉の種類が幾つもあり、今日の筋肉でどのくらいのパフォーマンスが出来るかわかる、との事。
運動経験者の方だったら、その日の身体の状態が動きやすいか、動きが悪いか、日々変わる事はきっとわかると思います。
しかし、紀平選手は、自分の筋肉の状態がを感じ取り、パフォーマンスに役立てている!
しかも、まだ16才で、すでにこれがわかっている!!
ただの天才少女ではなかったのですね。
ところで、紀平選手がずば抜けて優秀なところはどこかわかりますか?
これが、感覚を感じ取る感度力です。
能力を受け止め、発揮するための感度力
感度力というワードを検索してみると、外界からの刺激を受け止める感覚的能力 と出てきます。
携帯電話で想像してみてください。
アンテナの感度が高いと、微弱な電波でも拾う事ができますよね。
逆にアンテナの感度が悪いと、普通の電波も拾えなかったりする。
食べ物だって同じことが言えます。
心から本当に美味しいと思える。
食べても不味くは無いと思う。
同じ料理を食べても幸せになれるかどうかが変わってしまうんです!
これってとても大きい事ですよね。
さあ、あなたの感覚を感じ取る感度力はどうでしょう?
きちんと機能していますか?
紀平選手のように、アスリートには、ずば抜けた感度力を持ち合わせている方が多いですね。
でもね、この感度力って、誰しもが持っている力なんです。
そして、この感度力は使わなければ、どんどん退化するものでもあるのです。
この感度力をよみがえらせてくれるもの、これが
五感です。
五感をトレーニングして、甦らせる事で、
普段食べている食事も美味しくなる
他の人が面白いと思わなくても、自分には面白いと感じるようになれる
困っている友人に気付いてあげられて、優しくなれる
五感を研ぎ澄ます
誰しもが何となく聞いた事があるフレーズと思います。
しかし、具体的にどんなアプローチをすると良いのか?
五感を鍛えるってどういう事?
キチンとわかっている方は少ないはず。
こんな事を、わかりやすく教え、快適で幸せな毎日を送るお手伝いをさせていただくこと。
これが、私の使命と思っています。
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