レシェルコラム
少しずつ地震災害からの復興。生かされている使命を大切に!!
先日、北海道胆振地方で起きた大規模地震から、5日ほど経ちました。
まだまだ復興に時間がかかるところがあるようですが、それでも、少しずつ今までの生活が戻ってきています。
こんにちは!
味で身体を変える五感トレーナー 鈴木麻理子です。
まだまだ不便な生活をされている方々も多いと聞きます。
体調など崩されていませんか?
あたりまえに出来ていたことが、あたりまえでは無くなってしまう、この現実。。。
今日は、私がこの震災時に感じた事を書いてみようと思います。
一瞬で麻痺してしまう、私たちの生活
9月6日の深夜3時過ぎ、けたたましい携帯の警報で起こされ、それから間もなく大きな揺れ。暫くすると揺れも収まったため、眠気に勝てなかった私は、そのまま就寝してしまいます。。
朝起床後、すぐ携帯をチェックしたところ、全国の私の知り合いの方々からの安否確認メールが!!
何事か?と思い、すぐに電気を確認するも、付きません。
停電。。。
不幸中の幸いだったのが、暑くも寒くもない気候のおかげで、とりあえずあまり不便を感じる事なく過ごせました。
しかし、どんどん無くなる携帯バッテリー。
情報を得ようにも、テレビも見られません。
外の様子を見に行ってみると、近所のコンビニには長蛇の列。
信号も勿論停止中。。。
しかし、まだこの災害被害がそれほどの甚大なものとは何も知らず、まだまだのんきなものでした。
どうしようもないので、今日の仕事はとりあえず全てキャンセルの連絡をして、復旧の時を待ちました。
食料もまだ前日の買い置きがあり、特に不自由はありません。
幸い、私の地域は、断水の被害も無く、ガスも普通に使用できたので、特段の問題もありませんでした。
夕方になるまでは!!!
正直言って、停電と言ったって、どんなに遅くても午後3時頃までには復旧するだろう。
と高を括ってました。。。
それが、夕方、夜になっても復旧の兆しすらありませんでした。。。
夜になって、家の電気が付かないだけではなく、外灯も近所のお店も真っ暗。。。
街中全体が、不気味なほどの暗さ。。
こんな中で一夜を過ごす事に、少し恐怖さえ生まれてきました。。。
情報が入って来ない不安感。
ロウソクと懐中電灯だけの灯りで夜を過ごすには、本当に不便で大変。。。
何も出来ない。
何もする事が無い。。。
思い切って懐中電灯一個を持ち、チョット外へ出てみました。
そうすると、普段はあまり目にする事ができない、素晴らしいものを見る事ができました!!
不幸中の素晴らしい光景
家の外へ出てみて、明かりが何一つ無い街中。しかし、空を見上げてみると、なんて素晴らしい!!
満天の星空
普段でも見られる大きな星はもちろんのこと、小さな星が空中いっぱいにキラキラと輝いていました!!
人工ではなく、自然の光が空いっぱいにちりばめられている。
普段はまず見られない美しい星空にとっても感動!!
こんな大変なときなのに、星がキレイ!!
困難な状況の中、輝く星をみて美しいと感じる心を持っていられる。
どんな闇の中でも、必ず明るく照らしてくれているものがある!!
まだまだ、私だって頑張れる!!!
こんな事を考え、暫し星空を眺めていました。
今まで通りの生活を送る事が出来る有難さ。
2日目、わたの地域はまだ電気が通りません。
乾電池もロウソクも昨日で使い切ってしまったため、買いに行きましたが、何処に行っても売り切れ。。。
食料も2日目となれば、段々と尽きてきます。
有るものをなんとか食べるしかありません。。。
いろいろな状況は2日目の方が断然大変でした。。。
しかし、町内会で発電機を起こしてくださり、携帯バッテリーを充電させてもらえたり、皆が協力しながら復興を待ちました。
結局、私の地域は、2日目の夜10時頃電気がようやく復旧。
テレビで災害状況も確認できるようになり、本当の被害状況を確認できました。
災害の近くにお住まいの方や、札幌郊外の方たちの被害状況を改めて知ると、自分の状況なんて全然良い。
今でも避難所生活など、不自由を感じながらお過ごしの方も多いと思います。
そんな中、私のいる函館市内は、順調に元の生活に戻ってきています。
深刻な物資不足で、スーパー、コンビニなどにはまだまだ商品がありません。
そんな中でも、こうして生きています!!
生きているという事は、生かされているのです!!!
生かされているからには、私なりにの使命を果たす必要があります。
この使命を大切に、これからも時を重ねていきたいですね。
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